って書くと難しいけど、
要するに、『幸せ』『気持ちいい』『集中している』『夢中になっている』『楽しい』ときに、
脳から出ている『快』の脳内物質です。
逆に『不快』なとき、ストレスを感じているときの脳内物質はアドレナリン、ノルアドレナリンです。
難しく書くともっといろいろと、際限なく難しくなるんですが、
簡単にいうとこんな感じなんです。
幸せってどんなときですか?
何が起こったら幸せですか?
例えば、『大金が手に入ったとき』『好きな異性と付き合えたとき』『子供と遊んでいるとき』『ペットに癒やされているとき』。
人によってそれぞれですが、こういったときに、
『快』の脳内物質のドーパミン、オキシトシンというものが出ます。
最近、SNSやブログなどで『猫』画像やマンガ、また『子育てマンガ』が流行っていますね。
なぜそういうものが流行るのか?といえば、
猫や子供の仕草や突飛な行動、エピソードがとても可愛らしくて、見ているとオキシトシンという癒やしの脳内物質が出て、それを気持ちよく感じるからなんです。
(『快』の脳内物質はドーパミン、オキシトシン、エンドルフィンなどありますが、以降ドーパミンとだけ書きます)
「何かいいことないかなぁ?」「幸せになりたいなぁ」って思っている人は多いと思いますが、
『幸せ』=脳内で『快』の脳内物質が出ている状態のことですよね。
出来事はどうであれ、脳内での現象は一緒なわけです。
それなら何か幸せな出来事が起きるのを待つのではなく、
ドーパミンが出る行動を起こせばいいのではないでしょうか?
(薬物など違法な行為以外で合法的に)
スポーツ、スポーツ観戦、映画、ダンス、音楽、グルメなど、
その他好きなこといろいろ、そんなに難しく無いですよね。
お金があれば多くのことができますが、
お金がなくてもできるちょっとした楽しみ、癒やしはいっぱいあります。
パートナー、家族、仲間と一緒ならもっと楽しいことでしょう。
テレビやゲームも時にはいいでしょう。
ただ、人は自己成長するときにドーパミンが多く出るそうなので、
何かの知識や経験が増えていくようなことがいいのかもしれません。
自分にできる範囲、ちょっと頑張ればできそうな範囲でいいと思います。
何かが起こったらドーパミンが出て幸せになるのではなく、
ドーパミンを出す行動をして自ら幸せになる。
日々の生活の中で、ちょっとだけでもドーパミンを出す行動をしてみる。
これだけで、毎日気分良く過ごせる時間が増えると思います。
脳内物質に関しては、
樺沢紫苑先生の著書『脳を最適化すれば能力は2倍になる 仕事の精度と速度を脳科学的にあげる方法』がとてもわかりやすいです。
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