好きな絵本はいっぱいあるんですが、
今日はこれ。
茨木のりこさんの唯一の絵本。
茨木のりこさんは詩人。
教科書でも勉強した覚えがあります。
この本を知ったのは最近で、
どうやってたどり着いたのかは忘れましたが、
とにかく衝撃でした。
こんな絵本は今はあまりないような気がします。
佐野洋子さんの「100万回生きた猫」もそうなんですが、子供向けの本で主人公が死ぬというのはあまりないような気がします。
書くのに覚悟がいるなぁと思う。
10歳の娘がこの本を読んで顔を伏せたので、
泣いてるの?
と、聞くと
違う、眠い
と返ってきました。
息子が、どうしたん、どんなお話?と聞くと、
娘は怒ったように、
死んじゃった
と答えました。
絵も美しいと思います。