週刊キャプロア出版 第39号 『出発』 Kindle版が配信開始です。
今回も、きゃっぷさんの小説『出発ゲーム』が収録されています。
きゃっぷさんの小説って、キャッチコピーをつけやすいんですよね。
忘れ物が多くて妻に逃げられた男が、あえて忘れたこととは?人生の再出発を賭けた忘れ物。奇才きゃっぷが書く夫婦愛小説『出発ゲーム』
こんな感じで、物語を1~2行にまとめたものをログラインともいいます。
面白い物語はログラインにしやすいし、そのログラインは人の興味、関心を惹きます。
ということはですよ。
先に面白いログラインを書ければ、それをふくらませて面白いストーリーが書けるってことです。
逆に簡単にログラインで表現できない物語は、読み手にわかりにくく、興味、関心を持ってもらえません。
今日はどの映画を観ようかなとか、どんな小説を読もうかなっていうときには、やはりレビューや説明が面白いものを選びますよね。
ログラインのコツは『誰が』『どんなことをしたか』ですが、ちょっと捻ってみると面白くなります。
『普通の人が』『やりそうにないことをした』
または
『ちょっとおかしな人が』『まじめに普通のことをやろうとした』
自分の書いた文章、簡単に面白く説明できてますか?
ログラインは物語の柱の部分です。
ストーリーに行き詰ったら、ログラインを確認してみましょう。