彼女の秘密に収録されているエッセイ『オカマのおばちゃん』
これもいいよねー。
100人で書いた本の1万円篇の作品だっけ。
確か投票したかな。うーん覚えてないけど。
読んだ後、西日が染めた車のシートの赤色がイメージできたのを覚えてる。
いつもの細い道を入って行った。椿の生け垣はなくなっていて小さな家は瓦礫の山に変わっていた。
おばちゃんはいなくなっていた。
子供の頃に住んでいた場所に行ってみたら、建物も人も変わっていたってことは、誰でもあると思う。
ここが、読者の共感が生まれるとこだね。
4歳の頃の作者がラーメンを食べている姿を想像したら、うひゃーってなるほどカワイイ。
今はどんなんなってるんやろ?(笑)
『オカマのおばちゃん』の感想でした。