100人で書いた本「嘘篇」(審査匿名版)という本が出ている。
26日まで、自分の好きな作品を投票することができる面白い仕組み。
残り4日あるよ!
今回は、作品26から50まで。
026:嘘つきの空に
自然はときに、人間を優しく包むと教えてくれる作品。作者の見た空を見てみたい。
027:つよがり
表に見せる顔と、一人でいるときの顔。誰もが持っている二面性をテンポよく読ませる作品。
028:チョコレート
チョコレートの実体に驚いた作品。母と子のやり取りは、これからも代々受け継がれていくのだろう。
029:たいていのメロンソーダは嘘の塊だ。
タイトルが面白い。真実より口実という嘘という表現にしびれる。
030:その種
日本人の文化というものを如実に表した作品。誰もが持っている生きづらさなのだと思う。
031:喜怒哀楽のウソ
人に嘘をつくのではなく、脳に嘘をつくという新しい視点での提案が面白い。
032:ポケットの中
学生時代の淡い恋には、こんな嘘がたくさんあると思わせる作品。昔を思い出した。
033:優しい嘘
最初の一文が全てを表している作品。家族を思い合う嘘が痛いほどわかる。
034:せつないような嘘
恋の嘘は難しいと思った作品。一番じゃなくても好きな人は好きかなぁ。
035:悪い女
ラストの1文に納得。一番嘘がつけないものは、と考えさせられる作品。
036:竹取りの女(ひと)
昔話のような要素がある作品。時の移り変わりの描写がいい。
037:舞台
演じることと人生を絡ませた作品。女性は作者の気持ちがわかるような気がする。
038:あーちゃんは嘘つき。
「本当は」という気持ちは誰しもあるだろうな、と思わせる作品。嘘を嘘とわかって続ける主人公の強さがまぶしい。
039:優しい嘘
後から思い返してわかる嘘もある。言葉の外の意味を、それぞれがくみ取っていたのだろうと思った作品。
040:私は嘘
嘘が嘘であるためには、リスクが伴うということを教えてくれた作品。何が日常なのかって考えてしまう。
041:Usoから出向いたShirahama Onsen USO
タイトルからして楽しい作品。何気ない日常から温泉の旅へ。そんな嘘なら楽しい。
042:ダンスフロア339
アスちゃんの孤独が情景に重ねられた作品。水際という言葉が孤独を引き立てる。
043:Re:
言葉のやり取りって難しい。深いようで浅く、浅いようで深いことに人は傷つくのかな、と思う。
044:でも会いたい
女性の寂しさがひしひしと感じられる作品。「嘘でもいいから」という表現が切ない。
045:嘘の壁
嘘を裏切りと感じると壁になるのかもしれない。それでも話がしたいと思う主人公の気持ちもわかる。
046:遠距離恋愛
遠距離恋愛が今よりももっと距離を感じる時代の作品。距離と時間を越えるというのは、この時代ならではの醍醐味だったのかもしれない。
047:もう帰りたい
食べ物の描写が上手で、一緒に食べたくなるような作品。この先の結末を知りたい。
048:悪い癖
悪い男が出てくる作品。でも悪い男に魅かれる女性がいるもの事実。
049:嘘の借金
嘘と借金を絡めて、読みやすい作品。創作について触れているので、もしかして、この作品も創作かも。
050:賢者
ラストの1文で全てがひっくり返る作品。騙されてしまった!
本作品は、こっちだよ。
続きは明日。
こっちにも載せてます。https://twitter.com/nakatahiroco