100人で書いた本「嘘篇」(審査匿名版)という本が出ている。
26日まで、自分の好きな作品を投票することができる面白い仕組み。
残り2日!急いで。
今回は、作品76から100まで。
076:つかない嘘
惚れた方が負けということは、惚れなくなったときから無敵なのかもしれない。悪い嘘をつく男に制裁した主人公に快哉!
077:kiss me please
女性なら多かれ少なかれ、彼の前で嘘をついているような気がする。嘘をつかなくてもいい安心感が表れている作品。
078:バングラデシュの一喝
シンプルな願いほど、言葉に浮かび上がらないものなのかもしれない。主人公の中でずっと残ると思う。
079:記憶喪失
記憶に残らないのであれば、何が嘘で何が本当なのかわからないのだろう。記憶があってこその嘘と教えてくれた作品。
080:サンタクロースの真実
どこのお家もサンタクロースの苦労はあるようです。証拠作りをする家も多いなぁ。私もいろいろやりました。
081:嘘と素直
子どもの嘘には3つの要素があると書かれているけれど、大人にも通じるなぁと思った作品。
082:令和前夜~あなたの知らない世界~
後半、一気に話が展開し意外な結末が出てきた作品。なるほど、こんな嘘があるのかと驚いた。
083:願いごと
サンタクロースがいないと知っていても、本当の願いだけは叶えてほしい。子どもの切ないお話。
084:瑠璃色のライ
華やかそうに見える世界でも、裏で泣く人がいる。嘘を見極めることが必要な世界なのだなと想像する。
085:嘘
つくつもりがなくても、結果的に嘘となることは多そう。それを作品にした作者はいい人なのだろうと思う。
086:忘れたと言わせて
同音異義語に入るのだろうか。このような失敗は私にもある。この主人公の嘘は愛おしく感じる。
087:騙すということ
子どものときの体験は、大人になってからも影響するものだと思わせた作品。武道で主人公は、また変われそうな気がする。
088:右足の小指
親の嘘は、ときに愛情余りあるものだと知ることができる作品。ラストの1文に救われる。
089:共謀
病気の本人には嘘をつく共謀。きっと現実にもあるのだろう。保険金がどうなったのか知りたい。
090:嘘はナニイロ?
嘘に色があったら?なんて、お茶目な作品。絵画のような嘘作品が見えるようで楽しい。
091:嘘をつくって素晴らしい
子どもの可愛らしい嘘がたくさん。パパの優しい目が活きる作品。ラストの嘘に爆笑した(笑)
092:嘘にも躾を
嘘にもセンスや躾があると知った作品。嘘で品格や人格が測れるのかもしれない。
093:嘘と記憶
ここまで論理的に、嘘を効果的に使われると、私は騙されてしまうだろうな。
094:自分に嘘をつかない生き方を教えてくれた街
自分に嘘をつかないということを具体的な話で読めた作品。10代で得た体験は大きいなぁと思う。
095:嘘という名の鱗をつけて
嘘を鱗に例えた表現がいい。鎧を脱いだ主人公のこれからを読んでみたい。
096:プライド
彼が優しい。嘘のセリフだとわかっていても優しい。ダイエットに成功しますように。
097:ウソから視えたマコト
ウソもまた人生。主人公の前向きな姿勢に励まされる。
098:結婚7年目。旦那に秘密が出来てしまった
どんなことが起こるのかと思ったら、笑う話だった。「知らない方が幸せ」の類の作品。
099:明るくハッピーな嘘
自己認識の変化として、嘘をつく。確かにハッピーな嘘になりそう。
100:嘘じゃないけど、正解もない世界
初めていく場所というのはドキドキするものだけど、掲示板や案内が不明瞭だと困りもの。スペイン行ってみたいけれど、ちょっと不安になってきた。
本作品は、こっちだよ。
今日で100作品の感想はおしまい。
こっちにも載せてます。https://twitter.com/nakatahiroco