キャプロア7

キャプロア出版という電子書籍出版グループで出会った7人のメンバーでなんか書きます。

役に立つような、立たないような、なんてことないことを書いていく日々。

身もだえするほどの恥ずかしさ

10代後半から20代前半の落ち着かない時期。

どんなに格好をつけても不格好というか、知らないことが多過ぎて自信が持てない。

インターネットの時代が来るずっと前。

ラブホテルってどうやって入る?いつお金を払う?

コンドームを買うのは恥ずかしい。

自分も思っていたことといろいろ重なり過ぎて、読んでいると身もだえするほど恥ずかしい小説。 

自分なくしの旅 (幻冬舎文庫)

自分なくしの旅 (幻冬舎文庫)

 

 インターネット以前は、経験者に聞くか、体当たりで実践するしかなかった。

自分の過去と重ね合わせて読んだ。

とにかく、ぶつかって傷ついて傷つけて、いい時も悪い時も、毎日振り幅が最大に感情が動いていたあの頃。

いろいろな事を知る、いろいろな事を体験するきっかけになった人。

そんな時代を思い出せる小説。