キャプロア7

キャプロア出版という電子書籍出版グループで出会った7人のメンバーでなんか書きます。

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上下巻を読んだ後の解説がさらに面白い? 『お金と正義』

現実と虚構が目まぐるしく交錯するエンタメ&ノウハウ小説

kindleアンリミテッドで、カリスマ経営コンサルタント・神田昌典氏の書籍がいくつか読めるようになっていたので集中的に読んでみた。

 

そのうちの一冊(上下巻)、エンターテイメント小説である『お金と正義
これから実社会で起こりうるというか、実際に起こっている現象が予測されている。
経営コンサルタントが小説?という、ちょっと冷めた目で読み始めたものの、やはり読ませる力はかなりのもの。一気に上下巻を読みきった。

 

この小説、ストーリーそのものも面白いのだけれど、マスコミやSNSに先導されて思いもよらず悪者に仕立て上げられてしまい、さらにはそれがすぐに次のニュースで塗り変えられる時代の予測。これは誰にでも起こり得るということを今から10年前に書いている。

 

誰かにとって都合の悪い出来事が、新たに大衆が騒ぎ立てるニュースで隠れてしまう。そのサイクルは日々スピードを早めている。これはたまたまなのか、意図的なのか?
神田昌典氏の目線で読み解く現代社会と未来予測をストーリーで楽しめる内容となっている。

 

「シナリオ思考」を現実の人生に活かす

小説の本編を読み終わった後は、著者本人の解説文があって、これがまた良い。
小説自体は少々洗練されていないような文章ではあったけど、読みきった後にこの解説を読むと納得できるのはないだろうか。

 

詳しく書いてしまうとネタバレになってしまうけど、現実の世界と物語の世界との思わぬ共通点、人の心理は現実も物語も一緒なのではと思わされる。

 

熱狂、苛立ち、怒り。次々に現れる新しいニュースは偶然なのか、意図的なのか。
私たちはいったい何にコントロールされているのか、それは本当に自分の意志なのか。

 

現実と物語の世界を見比べて、考えるきっかけになるのではと思う。

 

神田昌典氏のビジネス本を読んだことがある人も、名前だけ知っているという人も、

kindleアンリミテッドの読み放題対象で読めるうちに読んでみてはいかがだろうか。

 

 

お金と正義(上) (PHP文庫)

お金と正義(上) (PHP文庫)

 

 

お金と正義(下) (PHP文庫)

お金と正義(下) (PHP文庫)