今日はお休みだったのだけれど、朝5時半には目が覚めてしまって、個人ブログを書いたり編集したり、電子書籍の編集をしたり、為替チャートのチェックをしたりといういつもの休日のルーティンが8時には終わってしまった。
外出するにはまだ早いし、これは読書のチャンス!
中野信子氏の書籍がkindleアンリミテッド対応になっていたのでダウンロードしてみた。
シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感 (幻冬舎新書) Kindle版
中野信子 (著)
「シャーデンフロイデ」とは、他人を引きずり下ろしたときに生まれる快感のこと。
うまくいっている人や、有名人、またはライバルみたいに思っている人に対して「あいつ失敗すればいいのに」と思ってしまう感情、または実際に失敗した時にざまあみろと思ってしまう感情。
この感情に気づいた時に、いつも自分のことをいやな奴だなとがっかりして、そんなこと思っちゃいけないと自分に言い聞かせたりするのだけれど、僻み妬みや人の不幸を喜ぶというのは、人が元々持っている性質なんだそうだ。
自分だけじゃなくて、ちょっと安心(笑)
人が大きな成功をした時や、世間にとってうれしい出来事もニュースになるけど、失敗や不幸な出来事でテレビの視聴率が上がるのはこういうことなんだろうね。
不倫のバッシングや、SNSの炎上なんかもそうだと思う。
この書籍は、そんな現代社会が抱える病理の象徴「シャーデンフロイデ」について詳しく説明されている。
誰かの行動に憤ったり、正義感を発揮したくなったり、妬んでみたり、僻んでみたりというときには、いったん落ち着いてこの本の内容を思い出したい。