キャプロア7

キャプロア出版という電子書籍出版グループで出会った7人のメンバーでなんか書きます。

役に立つような、立たないような、なんてことないことを書いていく日々。

〇〇〇を溶かして飲むスープが美味!まぐろラーメンはいちき串木野市のご当地ラーメン

鹿児島県いちき串木野市のご当地ラーメンが「まぐろラーメン」ということはずいぶん前から知っていたのだけれど、まだ食べたことがなかった。

まだ食べたこともないくせに、突然食べたくなっただけではなく、いちき串木野市内で食べられるまぐろラーメンを全部制覇してみようなどと勢いづいてしまい、お昼過ぎにいちき串木野市へ車を走らせる。

一軒目、みその食堂さんは駐車場が満車状態。
Googleマップで探してたどり着いた二軒目、味工房みそのさんも駐車場がいっぱいで、お客さんが外で待っている状態。

なんだ?まぐろラーメンってそんなに人気があるのか?こんなに人気のラーメンを、僕は今まで食べていなかったのか?
これは絶対に食べてやらなくてはいけない。
さらにGoogle検索をして串木野駅近くにある、ゆのまえ食堂さんに行ってみることにする。
駐車場は串木野駅の駐車場。
ここも初めて使うけど、なんと3時間まで無料で、以降5時間ごとに100円!安いっ!
丸一日駐車しっぱなしで500円ってことか。
またいちき串木野市に来たくなる理由が増えてしまった。

そんな串木野駅駐車場から歩いて数分のところに、ゆのまえ食堂はあった。

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ちゃんとまぐろラーメンの表示がある。
間違いなくここで食べられそうだ。

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店内に入ると、ここも忙しそうだけど、奇跡的にテーブルが一つ空いていてそこに座る。
早速まぐろラーメンを注文したのだけれど、それ以降も次から次へとお客さんが来る。
そして、スタッフは厨房に2人、客先に1人というどう見ても仕事が回らない人数、そして昭和のまま変わっていないと思われるオペレーション。
しかもこんなタイミングで故障してしまうレジの機械(笑)
でも、たまにはこういうお店もノスタルジックでいいよね。
後から来たお客さんもお店の忙しさをわかっていて、イライラすることなく待っている。

のんびりスマホをいじりながら待って、ついにまぐろラーメンが登場。

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鹿児島のラーメンではお約束の漬物もしっかりと付いている。
マグロの頭、ニンニク、ショウガなどを煮込んだまぐろスープと、カツオや昆布などから白だしをとってブレンドした醤油ベースのスープに、麺は中細のちぢれ麺がまぐろラーメンの定義らしい。
そしてチャーシューの代わりには、もちろんまぐろの身が入っている。

先日の海鮮まぐろ家さんの味噌汁でも思ったけど、まぐろ出汁のスープってうまいなー。
そしてこのスープは、お好みでワサビを溶いて飲むとさらに美味しくなるらしい。
ワサビなしの状態で十分に味わってから、ちょっとだけワサビを溶いてみた。
おお、これは・・・
何かに似ている。
そうだ!このスープはわさび茶漬けに使っても美味しそう!
中細のちぢれ麺もスルリと食べて、スープも全部飲み干せるくらいのスッキリ味。
初まぐろラーメンはとてもとても美味しく食べられた。

昭和の食堂の雰囲気も楽しめたし、次回は混雑してなさそうな平日にも来てみよう。

そんなゆのまえ食堂さんを検索してみたら、そこそこ定期的に更新されているウェブサイトもあった。

yunomae.chesuto.jp

このホームページを見たら、夜の時間帯にビールを飲みながら食事に行きたくなってしまった。
最新の設備やオペレーションの飲食店もいいけど、ゆのまえ食堂さんのようなお店もずっと続いていてほしい。